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20220425-26 富士山 ~富士桜を撮る~

参加者 大越 下島 二宮 町田 横坂 5名  

講 師 岩橋崇至 岩橋宏倫

宿泊先 河口湖ホテル 0555-72-1313 

    〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津200

                                      写真:宏倫先生



①準備段階で

「ずいぶん昔のことなので何処で撮ったのか記憶も曖昧なんだけれど・・・富士桜をもう一度撮りたい。」と先生からお話があったのを機に、「富士桜」をネット等で調べてみたら、新しく知ることの多いのに驚くばかり。しかし、撮影ポイントに関する情報が案外少ないので、自然塾の会員に現地の情報提供を依頼することになりましたが、貴重な情報をたくさんお寄せいただきました。自然塾会員の凄いところですね!


今回はロケハンを兼ねての写真教室で良しとしていて、何処かで見られたら・・・程度に思っていたのですが、「富士桜」は移動する車窓からも楽しめる程、あちらこちらで見ることが出来ました。開花時期はピタリ合っていましたが、その清楚で可憐で淡い感じを表現するのは難しく、先生の立ち位置で同じように撮ろうとチャレンジしますが上手くいきません。「花の撮影は難しい」と実感するばかりです。


初日は雨模様で二日目は快晴と全く違った条件下でしたから、同じ場所で撮影することになりました。先生が昔に撮影した懐かしい場所を探すことは叶いませんでしたので、次回以降の楽しみとなりました。


②ビジネスホテルを活用して、食料はコンビニで調達する。

宿泊先の食事時間が朝夕の撮影時間と重なることが多く、提供される量も多くて食べ残しとなると勿体ないし、作ってくださった方には申し訳ないし、撮影を優先できるにはどうしたら良いのかを思案していましたが、今回はホテル近くのコンビニで各自が思い思いに調達してきて、ホテル内で摂取する方法を選択しましたが、これは概ね好評でした。宿泊先の近くのファミレスなども利用価値が高いかもしれません。


③車で移動すれば余り歩かないで撮影できるのか

筆者の歩数計は初日6700歩 二日目9600歩 を計測しました。これは余り歩かなかったと言えるのでしょうか?!悩ましい数値でした。






第1日目 小雨

集合 10:00 富士山駅(富士急行) 

電車利用の方が富士山駅に9時15分に到着、岩橋、横坂の2台の車も9:30過ぎには到着。挨拶もそこそこに分乗して「創造の森」に向けて出発する。


「創造の森」10:00~12:00 小雨  富士桜、ミツバツツジ祭りののぼり旗あり

早朝に立ち込めていた霧があがって、1㎜程度の細かな雨が降り続いている。富士桜の花弁に付いた水滴が美しい。雨傘を差してマクロレンズを使っての撮影からスタート。富士山は雲に隠れている。途中からデイキャンプ場エリアにも足を伸ばす。雨傘を差して三脚を駆使しての撮影は修行そのもの。


昼食 麺'ズ 富士山 の 富士山天ぷらうどん750円


富士山の形をしたかき揚天ぷらが乗っている。一番高いところに噴火口が見える。この富士山の中から「ゆで卵」が顔を出す。ボリューム満点で、食べても食べても減った感じがしない。街中の「吉田うどん」に比べて麺が柔らかめで、甘くて柔らかい味噌仕立ての味。店の中はほぼ満席。



「中の茶屋」13:30~15:00

昼食を摂った後は「中の茶屋」に向かう。

カラマツの林の中を歩き始めてすぐに、NHK大河ドラマ「義経」のオープニング撮影地と書かれた看板がある。カラマツの新芽の淡い緑色と富士桜の白色との間を遊歩道が続いている。途中まで進んで引き返してきたのは2㎜ほどの雨になったから。



宿に戻ってしばし休憩

雨脚が強くなってきたことと程々の枚数が撮れたことから、身体を休めるためにホテルに戻ることに。撮影地から20分足らずで戻れるところが良い。宿は歴史を感じさせる佇まい。宿泊した皇族の写真が壁に飾られている。



16:30夕食の買い出しに近くのコンビニまで出かけ、思い思いの食料を仕込んで帰還。



17:30ホテル内のワークラウンジに集合して情報交換ミーティングを行いました。

岩橋先生から2022年の活動計画が示されました。

 6月の上高地は8日から二泊三日ザ・パークロッジ上高地、

 7月の岡山のホタルは13日から16日までの三泊四日、

 8月の群馬の水辺巡り(日程はこれから)

 10月の涸沢、

 11月は槍に突き刺さる夕陽を撮る、11月5日前後二泊三日

 晩秋の上高地は11/15の小屋締めの頃に合わせて二泊三日で実施する予定。

 燕岳は高齢化が進んでいることから実施しない。

 (※日程はあくまでも目安です。


宏倫先生の写真展「登山日和~表銀座縦走路と登山者たち~のDMをいただきました。

キャノンギャラリー銀座で5月17日から6月28日まで、ギャラリー大阪は7月26日から8月13日まで開催。会場内で図録の販売を予定しています。



その後、講評会が開催されて、遠隔地優先ルールに従って、二宮さんから始まり、町田さん、大越さんとプリントが続き、下島さんはTVモニターで作品を投影されました。

                                        写真:宏倫先生


講評会のあと、各自夕食を済ませて20:00で解散して、その後は入浴などに。


「明朝の撮影は長崎公園付近とし、集合時間4:20、車で移動する」と宏倫先生の連絡。

雨が上がったら星の撮影ができるかも!と意気込んでみたものの、下弦だったことに気が付いて見送りにしました。




2日目 快晴

4:00起床 4:20玄関前集合・出発


途中まで見えていた富士山の姿も、長崎公園まで来ると見えなくなったので来た道を引き返して、Café Mimi 付近から湖畔に降りて撮影する。新雪が降り積もって美しさを際立たせた富士山が湖面に写り込んでいる。




帰路、ローソン河口湖畔店に立ち寄ったのは、ローソンの鮭おにぎりが格別だという大越さんの紹介があったから。6:30ワークラウンジで朝食 宏倫先生の淹れる珈琲の美味いこと


8:00玄関前集合して集合写真を撮影して、2日目の日程がスタートする。

                                      写真:宏倫先生    


8:30ー10:30「創造の森」に。

駐車場が開く前だったので道路脇に止めて撮影を始め、「富士山と富士桜」の撮影に没頭する。今を盛りと咲くミツバツツジもカメラに収める。


10:30-11:30「中の茶屋」に。前日に撮った富士桜の大樹の周りで撮影することしばし。青い空と淡い緑色のカラマツ林、富士桜の白い花、薄いピンク色の花と広がっていて、まさに桃源郷を想起させる美しさ。富士桜の花弁が散り始めている。落ちている花弁は雨の方がくっきり写ることに気が付く。

                                       写真:宏倫先生


                                       写真:宏倫先生


12:00 昼食は「奥藤」富士吉田店で 鳥のもつ煮が美味しい

富士山の水を使った蕎麦を鳥モツ入りの汁でいただく。880円

B級グルメの鳥もつ煮発祥の奥藤本店の系列店。食事をしている最中に暖簾が仕舞い込まれて「本日は売り切れ」となりました。



13:00 様々な気象条件の下で「富士桜」を撮影することが出来たので、時間を早めて解散することになり、富士山駅までお届けする。


                           写真協力 宏倫先生

                           文∔写真 横坂      






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