© 2017 岩橋崇至写真自然塾

  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
  • Black Pinterest Icon
  • Black Flickr Icon
  • Black Instagram Icon

2018.5.18~20 春の上高地「早春の北アルプス」

June 30, 2018

 

参加者 写真自然塾  大越 島田 松井 山口 横坂        計5名

    宏倫先生の教室  横内 勝田 手塚            計3名 

    ゲスト 清水ご夫妻+横坂(2/18-19) 井上(2/19-20)        計4名

講 師 岩橋崇至先生 岩橋宏倫先生

宿 舎 1泊目 五千尺ロッヂ

    2泊目 上高地公園活動ステーション

 

 

今回もまた写真自然塾と宏倫先生の教室の合同開催でした。前半はニリンソウを中心とした撮影を、後半は宏倫先生のプリント教室を開催するなどと、今までとは少し違った趣向となりました。前回と同様にゲスト参加される方が多くて、上高地を散策することや撮影に興味・関心があるなど様々でしたが、お互いの交流も出来て楽しい撮影会になりましたし、眼から鱗のプリント教室!ではPhotoshopや CameraRawの操作に釘付けになるかたばかりでした。レタッチ技術を修得する必要を大いに感じたことでしょう。

 

 

1日目

13時00分 五千尺ロッヂに集合。曇りがち時折小雨

 

久しぶりに参加された山口さんはゴム長靴姿。「上高地はこれじゃなくちゃ!中州に渡る時にきっと重宝する。」と笑顔で颯爽と。今にも降り出しそうな空模様なので、長靴が正解だったかもしれないと沢渡駐車場で迷ったことを思い出す。全員が揃ったけれど挨拶は後まわしにして、五千尺グループの緑色の大きな傘を借りて撮影に出発することになった。何処に行きたい?と尋ねた先生に「花が撮りたい」と声があがったので、小梨平に向かうことが決まった。河童橋の上は中国語が飛び交っていて賑やか。彼らは実に大きな声で自信たっぷりに話している。日本人はひそやかに話すのと対照的だ。エゾムラサキの可憐な花に暫くカメラを向ける。参加者がそれぞれ気ままに動いて撮影している様子はゲストの方には新鮮だった様子。先生の指示を聞いたあとに、順番に同じ花を撮るのかと思った。こういう方法も良いかも。なるほどなるほど。コナシの花は今にも開花しそうなほど膨らんでいた。樹の根元にクルマバツクバネソウがひっそりと咲いている。ハタザオ、ラショウモンカズラの姿も見られた。少しピンク色の入ったニリンソウは人気があった。新種発見か!と俄かに騒がしくなった場面があったけれど、調べてみればコテングクワガタで、最初は一本だけと思い喜色満面だったのに、眼が慣れてくるに連れてあちこちに点在していたのが分かると、一気にトーンダウンで苦笑い。身体を折りたたみ蹲踞の姿勢を長く維持し続け、ピントを合わせる度に息を止めるので、花を撮るのはまるでスポーツですねと口にする参加者が多かった。花の撮影を一区切りして、梓川に沿って左岸を散策しながら田代橋まで下り、右岸ルートをのんびりと歩いて16時30分五千尺ロッヂに帰還した。

 

18時00分 夕食 いつものことながら美味しい食材がたっぷりと並べられている。九分割の白いトレイ(皿)が問題かもしれないと笑いながら、箸が一向に止まる気配がない。1500円飲み放題も外せず、またしてもたっぷりといただいてしまった。大満足。焼き魚にアマゴが出ていた。ギョウジャニンニクの天ぷらを揚げたてで食べる幸せ。

 

 

 

19時30分 場所を222号室に移して「寝酒を飲む会」が開かれる。

参加者の自己紹介 亡くなった西条秀樹と同じ誕生日のゲストがいたり、父親のカメラを何げなく手にしたことから写真の世界に入った方がいたり、暫く遠ざかっていたけれどまた写真の世界に戻ってきた方がいたりと、興味深い話が続いた。

「前線通過に伴って天気が荒れ模様になることから、明朝は自由行動として朝食7時00分に朝食を摂り、食後に荷物をまとめてから撮影に出ることにしたい。8時30分に出発、明神から徳本峠方面でニリンソウを撮影したい。タケシマランの良いのが途中にある。」と先生から指示があった後。21時40分過ぎにお開きとした。

 

 

 

2日目 

夜中ずっと雨風が強く吹き続けていて、明け方の梓川は濁流に変っていた。

5時30分 展望台には宏倫先生と横内さんが立っていた。暫く待ってみるも変化が見られず。

 

7時00分 朝食 生卵に納豆、海苔。食べすぎ注意報発令中だけど、ついつい食が進む。

珈琲はテイクアウト出きるのでマイポットに入れなおしてリュックに入れる。

 

8時15分 ホールに集合。各自チェックアウトを済ませて記念撮影と準備運動。

 

 8時30分 出発 天候の回復が予想よりも早く、明るい日差しが出始めている。明神方面に向かいながら、ニリンソウ、エンレイソウ、サンカヨウの撮影を楽しむ。 

 

10時50分 明神館前着。トイレを済ませる。明神館に向かう途中で左岸に大きな崩落箇所があった。梓川の流れが左岸を根こそぎ抉り取ってしまっている。この為にトラックの進入が出来なくなった為にトイレの汲み取りが出来ず、満杯状態だとか。暫くの間、使用できない状態になってしまうと、この夜に若林さんから聞くことになる。

明神館手前のお花畑と明神館裏手の緑のニリンソウまで撮影した11時20分頃、山口さんとゲスト3名(前半のみ参加)が帰路に就くために離脱。その後、嘉門次小屋でそばを食べ、穂高神社と明神池を見て、岳沢方面を回ってバスターミナルに着くまでを、山口さんが一緒に行動してくれたと横坂(の)が感謝している。

 

 

12時00分 山口さん達を見送った後、残りの7名で徳本峠に向かう途中のタケシマランと更にその奥のニリンソウの撮影に勤しんだ。ここでも緑色のニリンソウが咲いていた。陽射しが強くなると緑色の絨毯の上に樹木の陰が黒く出てくるので、黒い陰のバランスを見ながらシャッターを押した。タケシマランの小さな花は風で揺れて止まらず苦戦。サンカヨウの大群落は昨夜の雨風で花は全て散っていて残念だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14時00分 少し遅めの昼食を嘉門次小屋で摂る。ざる蕎麦の大盛りだったが美味かった。

岩魚は焼きあがるのに40分もかかるので我慢することにした。囲炉裏の煙が登った先に竹篭が吊るされている。昨夏の槍ケ岳に入る初日に嘉門次小屋に宿泊した際に、主(あるじ)から特別な燻製の岩魚をいただいた記憶が甦ってきた。

昼食を摂っている時に岩橋先生の携帯電話が鳴動、番号だけが表示されただけなので、心当たりがないかどうか尋ねられたけど、自然塾の会員の電話番号ではないと答えたところ、後半(5/19-20)から参加する井上さんからの連絡だったことがあとあと分かって、冷や汗。   

岳沢道を歩いている途中で、勝田さん、手塚さんのお二人が16時00分発のバスに乗車するために離脱した。

 

16時30分 展望台に到着すると、奥穂高方面の稜線が雲間から見えていることに気付き、大急ぎで撮影の支度を整えて、何枚か撮影するが、前線通過後の気温の低下が甚だしくて、寒くて撮影どころでなくなって宿に引き上げることにした。

 

夕焼けや星の撮影のためにダウンジャケットは用意していたものの、トーブの焚かれている温かな部屋でお湯割りをいただいていたら、正直なもので、身体が言うことを聴かなくなってしまって、あれよあれよと言ううちに18時00分の夕食の時間になったのでした。

夕食は山菜の天ぷら:たらの芽やコシアブラが山盛りに出されて、蕗ご飯まで用意して下さったので美味しくいただいていたら、戸外はきれいに夕焼けているのでショック。なら、星空の撮影に期待しようじゃないかと思ったのは最初だけでしたけど。

 

上高地インフォメーションセンターの若林さんと夕食を共にしながらコップを傾けていたら、明神館前の公衆トイレの満杯状態の話が聞けたところは前述のとおり。上高地公園活動センターで宿泊する時はいつもお世話になっているので、今回は特別に気持ちを込めてご一緒させていただいたけれど、いくら飲ませても酔っ払うことがない。この春のスキーで槍ケ岳に担ぎ上げたあと持ち帰った焼酎がとても美味しかったし、スキーの話も楽しそうだった。途中から女性スタッフも加わって更に盛り上がり賑やかになったけれど、松井くんは早々に寝てしまったし、残った男たち3人も眠くて21時30分過ぎにはウトウトする始末。22時00分 少し前にはお開きとさせていただく。

 

3日目 4時00分 起床

 

4時30分 展望台。ベンチは霜が白く積もっていた。宏倫先生が到着、横内さんは河童橋で撮影を済ませて合流。6時00分 宏倫先生と横内さんは、低く垂れこめた雲で青みがかった岳沢を見つめたり、展望台下に横たわった流木の周りの流れをカメラに収めていた。熱いコーヒーが飲みたくなったので、切り上げることに。

 

7時00分 朝食 たまご焼き、納豆、大粒のなめこの味噌汁。小鉢に並んでいるおかずを見るとホッとする。枕カバーやシーツ等リネン類は二階のホールに。各部屋のゴミは洗面所のゴミ箱にまとめる。宅配便に出す荷物は一階玄関ホールに。テンポ良く進む。

 

8時30分  宏倫先生のプリント教室開講

先生のPCと大型TV画面+PIXUS PRO-10Sを繋いで準備完了。プリント用紙もたくさん準備されていたが、今回は参加者が用意してきたデータの中から一人一枚ずつ選択して、先生がCameraRaw(Photoshopに付属している現像ソフト)を操作する様子をTV画面で確認しながら、プリントの違いをビフォー・アフターで目の当たりにするという構成で進められました。参加した松井くんも島田さんもそれぞれがお持ちのCameraに付随する現像ソフトだけを使っているため、Camerarawの操作を見るのは初めて、とても新鮮に感じられた様子でした。特にPhotoshopに移動してからは、ツールの動きや効果を目の当たりにして驚かれていました。島田さんの作品の中に写っていた農作業用の添え木をまとめたもの、これがスポット修正ブラシツールでいとも簡単に消えていく過程を目の当たりにした時は相当驚かれた様子で、うぉーっと言う歓声が上がっていました。夢に出そうなゴミ消し。レイヤを多用するとこともPhotoshopの特徴で、その一部も紹介されました。少し理解が進むと写真の楽しみ方も何倍にも膨らむことを感じ取っていただけたようでした。

写真のとおり皆さん手応えがあったという表情をしておられます。良かったですね。

 

11時30分 写真教室は閉講となりました。

 

11時45分 解散

今後の撮影教室の予定について先生からお話がありました。

 

     

                            写真 岩橋宏倫先生

                            文+写真  横坂

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload