自然塾 岡山ホタル紀行

 2021年7月9日から12日までの3泊4日で岡山県と鳥取県との県境の近く森の中に出るヒメホタル(金ホタルともいう)を狙って撮影しました。参加者は東京からの下島さん、広島からの井上さんと地元西田の3人で岩橋先生、宏倫先生と合わせて5人でした。


 大雨で交通機関に不安を抱えながら9日14時全員 岡山駅に集合し、2時間クルマで走って公共の温泉宿泊施設「愛の村パーク」へ。荷物を置いたらすぐ宿を出て現地の森へ。

 19時半までに各自撮影ポイントを決めて20時前から連写撮影スタート。この日が初めてホタルと対面する人には撮影条件を宏倫先生がコーチ指導。カメラをどちらに向けるのがいいかは運次第で、地元の人の情報にまずは素直に従って撮影。雨上がりと森の中での行動なので長靴が重宝する。

 ホタルが少なくなってきた21時過ぎ真っ暗闇の中撮影終了して撤収。  

 22時前に宿へ帰還、温泉に浸かって遅い夕食(?)。快適な個室で就寝。

  

 二日目10日はホタル撮影出発17時まではたっぷり時間があるので、クルマで1時間半の鳥取砂丘の観光撮影へ。蒸し暑い砂丘を上って日本海を眺める。鳥取市内のそば屋で昼食後、古い町並みが残る網代港へ寄って15時に宿へ。


 撮影二日目はホタルの群れに合わせて少し移動して撮影する。21時過ぎ撤収帰還。

  


 三日目は朝食後、宿の研修室で宏倫先生のパソコン研修。午後は休養。

 

 17時宿出発で、現地へ。ホタルの数が増えてきたので場所を移動しないで再挑戦。出て来そうな場所も見当がつくようになる。二日間の経験は貴重。この日のホタルはさらに増えて合成すると迫力が出そうだった。

  

 最終日は朝から激しい豪雨で、朝食後解散。正午ごろ車で岡山駅に。

 


 車道近くからの撮影のため、通行車両のライトの妨害に悩まされるが比較明合成画像100枚ほどの選択除去で避けるしかない。


 日が暮れて夕闇が迫ると森の草むらから湧き出るように光りだすヒメボタルを眺めると心が湧く。

 そしてしばらくするとヒメボタルの上空をゲンジボタルがゆうゆうと舞う。

  絶景です。  そして、それらを合成するともっと感激します。



                            ( 文 西田允保   写真 岩橋宏倫 )



 西田さんから送っていただいたホタルの写真です。岩橋先生に見ていただきました。



 先生と電話でお聞きした時の様子は以下のとおりです。


 上の写真は95点。素晴らしい写真。キンボタルとゲンジボタルの両方が林の中を飛んでいる様子が分かる。ただ、真ん中にゲンジボタルの強い光が入ったので、せっかくのキンボタルの光に眼がいかなくなってしまっている。少し、真ん中の光の強さを抑えられると良いと思う。(西田さんの了解を得て処理済みです。)


 下の写真、地元の方からキンボタルの棲息に関する情報をいただいたのでとても参考になった。メスは殆ど動かずにオスが飛来するのを待っているそうだ。そういう意味から、オスのホタルの光跡が少しだけ物足りない感じがするけれど、これはこれで良いんじゃないか。杉の木の並び方がシンメトリーになっているところが気になるかな。現地の人でなければなかなかこういう作品は撮れないので、悔しい。