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岩橋崇至写真自然塾「上高地」〜レンゲツツジとサギスゲを撮る〜


期 日 令和4年6月20日(月)〜22日(水)

宿泊先 ザ・パークロッヂ上高地

参加者 宮嶋 下島夫妻 西田 山口 横坂 6名

講 師 岩橋崇至 岩橋宏倫


写真:宏倫先生


6月20日(月) 1日目

13:00宿のロビーに集合

久しぶりに再会できたことをお互いに喜び合う。

下島さんは荷物をカートに乗せていらした。大きな車輪の付いたカートなので快適に移動できるそうだ。自分のキャリーバックの車輪は小さいので小石が挟まることがあり、バスターミナルから梓川沿いを歩くのが大変だったので、これは参考になる。


13:15撮影開始 バスターミナル近くにショウキランを撮りに移動する。

列車事故のために1時間遅れて到着する西田さんをそこでお迎えする。

ショウキランの近くにヤマオダマキが咲いていたので、代わる代わるカメラに収める。

写真:宏倫先生

15:00小梨平へ

エゾムラサキの咲いていたいつもの場所が刈払機できれいに刈られているのがなんとも寂しい。熊対策とか。もう少し方法や工夫がないのだろうかと呟く。

ビジターセンター手前のグンナイフウロは盛りを過ぎたところ。至るところにタガソデソウやミヤマニワトコ、ミヤマカラマツが咲いている。

オオバミゾホオズキと言う花を初めて知る。ゴマノハグサ科の多年草。実はスミレの仲間だと思って遠ざけていたのかもしれない。


下島夫人から蝶の名前の問い合わせあり。

ヤマキマダラヒカゲチョウ 山黄斑日陰蝶 と喜んで回答する。


17:00展望台

水辺近くまで降りての撮影。夕暮れるまでには時間がありすぎるので、そこそこに切り上げることにした。


18:15夕食 久しぶりのビュッフェスタイルの食事なので期待が高まる。マスク着用で食堂ホールに集まり、入口で手指消毒を済ませ、ビニール製の手袋を配布されて席についた。飲み物の注文に飲み放題の設定がなかったのが、物足りないような。控え目に盛り付けた筈なのに、気が付いてみれば山盛りのトレー。

写真:宏倫先生

二次会は宏倫先生の部屋で。

下島さんが持参された山形東根のサクランボ(佐藤錦)をいただきながら歓談する。

各会員の近況が報告される中で健康に関する話題が多いのは、仕方のないことなのかも。最近の天気予報の精度についても話題に。Weathernews 頑張らないと!

窓の外は雨が降っている。21:00お開きに


6月21日(火) 2日目

朝の活動は自由選択。

横坂が早起きして岳沢湿原方面まで足を伸ばしたのは、レンゲツツジの下見の為。まだ撮影出来そうな状態を確認して帰還。


7:00朝食

卵かけご飯にするかオムレツを作ってもらうか しばし悩んだ後にオムレツを所望した。向かいの席の西田さんが卵かけご飯を食べているのが美味しそうなので、明日は卵かけご飯にすることに決める(笑)隣席の山口さんはパン食でこれも美味しそうだ。欲が深く尽きないのは困ったことだ。


8:30秘密の花園へ出発

玄関先で体操を済ませ、秘密の花園に向けて歩き出すものの、行き交う観光客の数が多いので、場所を苔の森に変更して小一時間ほど撮影。

ウグイスの鳴く声の合間にコマドリの声が聞こえてくる。

写真:宏倫先生




12:00白樺荘で昼食を摂る。トマトカレー、山賊バーガー、盛りそば他

「長い間、上高地に通っているけれど、此処で昼食するのは初めてかもしれない」と西田さん。自分も2回目(笑) 前回は2年前で、コロナ禍だったので此処しか営業していなかったから。


13:00田代湿原へ

上高地は撮影ポイントまでの距離が長い。そう感じるようになったのは歳のせいかも知れない。途中でジンヨウイチヤクソウを撮影、15:00近くに到着する。

サギスゲは昨夜半の雨で濡れてしまったのがまだ乾ききらない状態で、少々残念な感じ。しかし、田代池にはレンゲツツジが見事に咲いている。自分はこれほどの数を見たのは初めてかもしれない。

田代湿原のサギスゲとレンゲツツジをもう一度撮り直していると、雨が降り出したので帰還することに。大雨になる前に宿に戻り、ゆっくり入浴する。


入浴 4人までの人数制限あり。

写真:宏倫先生


今日は少なめに!と思いつつ、つい盛りすぎてしまうブュッフェスタイル(笑)

美味しいものはやはり食べたいのだ。修行が続く。

宿泊者の数は月曜よりも少なく、一人で利用している人が多かった。


食後のデザートもしっかり済ませた後は、いつものとおり宏倫先生の部屋で二次会を21:00まで。レタッチ教室を開催する時間が取れなかったのは少々残念でした。



6月22日(水) 3日目

朝の活動は自由選択。

昨夜の天気予報を信用しすぎて、朝ゆっくりと寝ていたので、気が付いた時にはあとの祭り。梅雨明けを思わせるような快晴の空が広がっている。山口さんと河童橋と展望台まで散策に出る。宮嶋さんは少し早めに戻っていらしたけど、宏倫先生と西田さんは岳沢湿原まで足を伸ばして素敵な写真を撮れた模様。


7:00朝食

昨夜の満腹感は何処へやら!またニコニコと配膳台に向かい、プレートいっぱいに盛り付けている。卵かけご飯を美味しくいただける幸せ!(笑)

コーヒーとイチジクのヨーグルト、チョコブラウニーが自分のお気に入り。いや、どれも皆美味しいのです。



出発前に、西田さんの撮ったホタルの写真を拝見する。どれも羨ましい光景の数々。


8:30

玄関前集合して記念撮影する。

撮影後、小梨平にショウキランの撮影に向かう。刈払いが進んでいる中で奇跡的に生き残っている株を見つけて、代わる代わるの撮影タイム。他にはカンボクの白い花、マユミの花などを思い思いに撮る。


今回は河童橋周辺を我がもの顔でのし歩いていた猿たちの姿がありませんでした。関係者の尽力で追い出しに成功しているようで、観光客には安心・安全な上高地になったことはなによりでした。最終日に小梨平で子連れの5頭を見ただけでした。


その後、いつものベニバナイチヤクソウの咲く場所に移動して撮影する。すぐ近くにキバナノヤマオダマキが咲いていた。


11:00 予定したものの殆どが撮れたことから解散することになりました。

初日10,000歩、二日目15,000歩、三日目7,000歩でした。

写真:宏倫先生



写真:宏倫先生

文とスマホ写真 横坂





その後

梅雨の最中なのに、上高地に滞在している3日間は天候が大崩れすることがなく幸運でした。自然塾の撮影山行が雨に降られることがないと、下山した後に大雨に降られるかもしれないと思いながら車を走らせていたら案の定、途中で猛烈な雨に降られて路肩に車を停止させる程。雨雲レーダーが真っ赤になった地点をそのまま一緒に東方向に移動していたようでしたが、その後、無事に帰還できたのでなによりでした。

















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